
こんにちは。ウェディング専門ペットシッターの岩井ゆかりです!
犬種ごとの性質を抑え、最高のウェディングショットを撮影しましょう。
今回フォーカスするのは「ダックスフント」。ドイツ原産、日本でも人気の家庭犬です。
ダックスフント、また、ダックス×チワワのチワックスちゃん。ダックス×プードルのダップーちゃんなどと一緒にウェディングお写真を、とお考えの方にピッタリな、耳より情報をお伝えします。
カニヘンダックスフントTONY君の成功例


今回はカニヘンダックスフントのTONY君とご夫妻の、前撮り写真撮影。
カニヘンとはミニチュアよりもひとまわり小さいサイズのダックスちゃんです。こちらを参考に見てまいりましょう。
結果から申し上げると、思った以上のすばらしい撮影ができて、嬉しい限りでした。
◆花嫁様のご心配ごと
この日、花嫁様には撮影で少しだけ心配なことがありました。それは、見慣れぬ撮影の音と機材。
普段はとてもおりこうなTONY君ですが
「うちの子は大きい音やカメラ機材が怖いと思うのです。見慣れないので…」と、前打ち合わせから花嫁様はとてもご心配されていました。それをあらかじめ教えてくださったことで、対策が取れます。
大きい音や見慣れぬ機材に対して、怖がったりするのはごく自然な反応です。
しかし、ここでのポイントは、一緒にいるシッターがなだめたりしないこと。
平然と毅然とふるまうことが対策のキーです。
これにより、人の心が伝わりやすいダックスフントは「ああ、たいしたことはないんだな」と感じます。


◆ダックスフントの傾向
訓練士としての経験から申し上げると、ダックスフントのほとんどは慎重派。特にスタンダートからミニチュア、カニヘンと小さくなるほどにその傾向が強く出る。と、わたくし自身は思っています。
◆ダックスの気持ちに寄り添えば
けれども、ダックスは賢いです。状況を理解するまでに自身で考え、納得すればあとは肝が据わることがほとんど。ただ、独りぼっちが嫌いですから、撮影の場合はそこに寄り添うペットシッターがいれば、早い段階での状況理解がすんなりとできます。
◆現場のテクニック
慣らす、見せる、聞かせる、ほったらかしにしないことが基本です。スタジオで出入り自由な場所は、できるだけ「自分で歩かせて」確かめさせます。ダックスは身構えますが理解の早い犬です。もし、歩かなければ抱いて、今日の過ごす場所をあちこち見せることが大事です。


まとめ


今回の成功は、なんといっても花嫁様、花婿様が落ち着いていたこと。
ピリピリしないムードで撮影されたことが一番の肝です。
少し吠えても当たりまえ。と、ゆったりとした心構えで撮影されていて、余裕があるなあと思いました。
ですから、TONYちゃんを入れてのポージングもサクサク進み、完璧な撮影が時間内に終了しました。
ウェディング専門のシッターというのは、犬の気持ちを理解し、コンディションとメンタルのケアをしてあげることだと思っています。撮影で自然な表情が出るのも、このベースがあるからですね。
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